Excelライクなアプリ開発ツール「CELF」
こんにちは、アイコネクトの齋藤です。
今回はExcelのような感覚で業務アプリが作れるサービス「CELF」をご紹介します。
「CELF」はSCSK株式会社さんが提供しているサービスになります。
SCSK株式会社さんは東証一部上場の大手企業さんで昔からITに関わられているようです。
提供しているサービスも400以上あるそうです。
さて、「CELF」ですがタイトルの通りExcelライクに業務アプリが開発できるというサービスです。
一般的な業務アプリは大体以下のような構成になっているかと思います。
業務アプリの構成を「CELF」では以下のような形で表現しています。
Excelであればシートの移動は自由にできるのでメニューが必要になることはあまりないかと思います。
「CELF」はシートの移動という概念がありませんのでボタンなどを用意してクリックすると画面を移動を実装する必要があります。
サンプルが用意されていますのでどのような画面構成になっているか確認してみましょう。
こちらはログインした直後の画面です。
アプリのリストが表示されていますが一つ一つがExcelファイルです。
こちらがサンプルで用意されていたメニュー画面です。
Excelのようにセルの選択カーソルが左上にあたっているのでがわかるかと思います。
さらにその上部に現在のセルが(A1)であることが表示されています。
Excelのシートにコンボボックスやボタンなどを配置してメニュー画面を作成しているようです。
次に表画面を確認してみましょう。
こちらは表形式の入力画面です。表内で白背景の部分しか編集できないように制御されています。
Excelで表を作る場合にはこのような形で表現することは多いと思います。
グラフを表示している画面もありました。
表のデータをもとにグラフも作ることができるようです。
グラフも数種類用意がされているのでデータと連携したグラフの制作もできそうです。
調べてみると外部データベースとも連携ができるようです。
Excelの場合、マクロなどを使用しないとできないような処理が簡単にできるようになっているので多様な用途で利用できるかと思います。
社内のデータをExcel管理している企業様に限らず、自社のシステムと連携することも可能ですので導入障壁は非常に低いサービスとなっています。
次回は「CELF」で実際に業務アプリを開発する機能を紹介できたらと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
SATORI計測タグが設置されていることが前提です。