「CELF」でできる業務アプリの機能について
こんにちはアイコネクトの齋藤です。
今回も前回に引き続き「CELF」の紹介をしたいと思います。
前回は「CELF」でどのような業務アプリができるかをサンプルをもとにご紹介しました。
今回から数回に分けてどのような機能を組み込めるかを「CELF」の画面とともに紹介いたします。
まずはログインし、アプリの管理画面を開きます。
管理画面の左上に管理モードへの切り替えボタンをクリックします。
すると管理モードの画面に切り替わりますのでこちらからアプリの作成や更新などをすることができます。
行をダブルクリックすると画面の一覧が表示されます。
一覧の一つ一つが「CELF」の画面ごとのシートです。
シートをダブルクリックすると「CELF」のシートが表示されます。
前回紹介したアプリモードの画面と違い上部にリボンが表示されているのがわかるかと思います。
また、セルの高さや幅、位置などを表すルーラーも表示されています。
こちらのルーラーを使用して画面のレイアウトを調整する事ができます。
リボンの内容は各々以下のような内容になっています。
シート | シートの保存や複製、印刷などをするための項目 |
クリップボード | クリップボードを操作するための項目 |
フォント | 文字やセルの見た目を設定する項目 |
配置 | セル内で文字の位置設定やセルの結合を設定する項目 |
編集 | オートSUMや一覧の並び替え、検索・置換などを行う項目 |
入力形式 | 画像やグラフ、ボタン等を追加する項目 |
データ | データベースの管理画面を開く項目 |
アクション | ボタン等のアクション管理画面を開く項目 |
シート設定 | シートの表示内容や入力制限などを設定する項目 |
ヘルプ | ヘルプを開く項目 |
セルにはExcelと同様に関数が使用可能になっています。
Excel関数をすべて対応しているわけではないですのでインポートする際には少し注意が必要です。
使用できる関数と使用できない関数の比較は今後の記事でご紹介したいと思います。
画像やグラフ、ボタンやコンボボックスなどを入れるにはセルに関数を記載することで設置できます。
また、リボンの入力形式で各アイコンをクリックすると関数が自動で入るようになっています。
大きさは上記のようにセルの大きさに依存するので配置する際には行列の調整やセル結合などで理想の大きさに設定する必要があります。
ボタンにアクションを設定する場合にはリボンのアクションセット管理ボタンをクリックします。
するとこのシートで設定されているアクションの定義画面が表示されます。
こちらの画面でアクションの一覧が確認できます。
また、新規アクションの作成や削除なども可能です。
アクションの設定は行をダブルクリックすると編集画面が表示されます。
また、シート画面のボタンなどをクリックすると直接編集画面が表示されます。
こちらのアクション設定はブロックを組み合わせてアクションの内容を設定していく仕組みです。
Excelマクロのようにコードを書かずに簡単にアクションが作れますのでプログラミングの経験がないかたでも問題なくアクションの作成ができる仕様となります。
アクションの種類は以下のようになります。
セル操作 | セルの値の設定や変更、セルの見た目変更などセルの操作ができる処理 |
シート操作 | 他シートの操作や移動、シートの印刷などの操作ができる処理 |
データ操作 | データベースからデータの取得やメールの送信、URLのリクエストなどの処理 |
制御 | 条件分岐や繰り返し、ポップアップの制御などの処理 |
ファイル操作 | ファイルの読み込みやCSV出力などの処理 |
ワークフロー | 申請や承認などのワークフロー処理 |
今回は「CELF」で業務アプリを開発する際の機能周りの説明をさせていただきました。
次回も管理機能の説明をさせていただこうかと考えております。
最後まで読んでいただきありがとうございました。