【事例紹介】運用ツール開発による管理性向上

• 業界

  エンターテインメント業　国内大手ゲーム制作A社

  ※イニシャルは実在の企業名と関係ありません。

• 背景

  A社では、ゲームやキャラクターグッズなどの社内販売商品の引き渡しを、社内販売システムの他に紙ベースで管理していました。
  しかし年々取り扱い商品の件数が増えていき、在宅勤務に伴い受け取りに来ない商品の長期保管なども相まって、運用が煩雑化してきていることが悩みでした。

• 課題

  複数の仕組みで管理していた社内販売データを集約することで、管理利便性を向上させる必要がありました。

  また、商品の受け取りを促す仕組みを実装と、在宅勤務者向けに商品の受け渡し方法を社内の手渡しから郵送での受け取りに申請ができるようにフローの見直しが必要でした。

• 提案

  A社では社内販売システムが稼働していましたが、これを別システムに切り替えることは開発・移行・運用と様々な点から負荷が高いと判断して、弊社からは既存システムと連携する支援ツールの設計・開発を行う方針で提案いたしました。

  開発ツール：Access、SharePoint

• 効果

  ①商品の引き渡し管理
  社員証とICカードリーダーを組み合わせ、ハンコや紙を使わずに商品の引き渡しを可能となりました。また、アクセス権を設定したSharePointの入力フォームを作成したことで、郵送用の氏名や住所等をセキュアに収集する仕組みを実装しました。

  ②受け取りに来ない商品の管理
  定期的に長期間引き渡しされていない商品を抽出し、自動で受け取りを促す仕組みを実現しました。