2022.02.04
業務支援・代行
【事例紹介】情報システムの運用・保守にITILのプロセスを導入
キーワード:
#ITIL
#Redmine
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業界
エンターテインメント業 国内大手ゲーム制作A社
情報システム部門の運用・保守※イニシャルは実際の企業名と関係ありません。
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背景
A社では、事業や組織の拡大に伴い、基幹システムの機能追加・変更が永続的に発生していました。
それに伴い、運用範囲も拡大し、運用・保守業務が複雑化の一途をたどっていました。
また、業務の省力化を名目に運用担当者間での属人化が進み、作業ボリューム、内容、進捗がブラックボックス化していました。 -
課題
業務の進捗把握のため、日々のタスクを見える化すると共に
属人化解消のため、ナレッジの蓄積が課題となっていました。 -
提案
弊社では、ITサービスマネジメントのベストプラクティスであるITILのインシデント管理の考え方を運用現場に導入しました。
具体的には、インシデント管理ツールとしてRedmineを利用して、発生するインシデントは全てRedmineに登録して管理しました。
また、業務難易度も含めたパフォーマンスを量るために登録ごとに重みを設定することで、インシデントの定量化を図りました。 -
効果
対応内容を記録することでナレッジを蓄積でき、応対品質の向上とスピーディな対応に繋がりました。
インシデントの状況を客観的に把握できるようになり、業務改善のヒントに繋がりました。
インシデントが把握できたことで、引継ぎも容易になり運用担当者の負荷平準化に繋がりました。